私は普通じゃないので普通の事を書けないので
変わった事を書きます。
好みの変遷も有り、日記以外のページが
最新更新版です。
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2003/06/01
「砂の女/SHURI/梟の城」 |
昨年の今頃は、「砂の女」も久方ぶりに再見しておりました。これは不条理です、原作が‘安部公房’ですから。‘勅使河原弘’監督作品で、見事に映画化されております、女はアリ地獄なんでしょうか。用済みのオスをメスが食べてしまうという、恐ろしいカマキリの世界まで思い起こさせていただきました。世間には一生懸命おいしそうな格好に身を作ろうオスもいらっしゃいますが、それがアリ地獄の巣に転落する秘訣でしょうか。世の中とはそういうものなんでしょうか。それから某新聞の夕刊に、‘THUNDERBIRDS’の素晴らしい広告が見開き半面で掲載されておりまして、20分位見入っていた事もありました。しかし大抵の、すぐ新型がでるのにどうでもいいのにお金掛かってそうなCM見ると、‘諸行無常’を感じてしまいます。さて、‘伊東四朗のいい加減にしてみました2’〜おもしろかったです。それから‘スクリーンサイズ’ものに限ってビデオをレンタルしてきましたが、どうしてあの‘バーコード’シールは邪魔で無神経な所に貼ってあるのでしょう、世間の縮図です。下の字が読めないです。「梟の城」再見しました。大好きです。ロケ地、セリフ、仕草、映像、全部渋いです。予告編からしてBGMが‘IMMIGRANT SONG(L.Z.)’ですからセンスがいいです。私は洋楽オンチですけれど、この曲くらいは知っています。それから「SHURI」も再見しました。何回観たのか凄い映画です。恋愛ものだとばかり思っておりましたので(まぁそうですが)、観る予定はまったくありませんでしたので、得した気分です。それでは何故以前、「タイタニック」をわざわざ映画館まで観に行ったのか、そんな事は私の勝手です。‘栗本薫’さんが今度は‘十二人の手紙’(井上ひさし)を紹介されておりましたが、そうですこれも昔読みました。おもしろかったという記憶があります、また読みたいです。
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2003/06/08
いろいろ。 |
「新幹線大爆破」を再見しましたが、何度観てもおもしろいですこの作品は、おもしろいでは語弊があるかもしれません非常に悲しい場面もあるのですが、とにかくハラハラドキドキです。犯罪心理系の暗いお話でもありますし特撮ちゃちいですけれども、とにかく真面目な映画です。名だたる名優さん総出演で手に汗握る名演技、素晴らしいです。昔の映画大好きです。‘火の路・上下’(‘松本清張’様)読了しました。おもしろかったです。トリックものではなく歴史考察系で、興奮して一気読みというのではなく、淡々といつまでも読み続けたいという感じの渋くて初めて味わった様な気がする雰囲気の小説でした。偉そうに書けば‘名文’、ラストなどは特に、です。‘BS2’様で「ジャッカルの日」を再見しました。今時いきなり唐突にこういう映画を放送してくれますなんて、‘NHK’様どうもありがとう、堪能しました。原作はもちろん世界的に有名な‘F,フォーサイス’で、‘オデッサファイル’‘戦争の犬たち’‘悪魔の選択’‘第四の核’‘ネゴシエイター’‘神の拳’‘イコン’etc.全部読みました。びっくりする位原作通りだと、小説を読みながら驚いた記憶があります。見事に映画化されております。ラストで狙いがはずれたのは偶然ではなく、その理由は原作の世界で説明されていたと思います。もちろんそれを知らなくても全然問題なくおもしろいです。
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2003/06/11
「警察故事3・超級警察」 |
さて、‘BS2’様にていわゆる‘ポリスストーリー’三作を観まして、ほんとに‘NHK’様ありがとうございます、感謝します。とりあえず三作目を‘DVD’化いたしました。‘J,チェン&M,ヨー’、文句なしに三作目がダントツですこのお二方、自らそこまでスタントするか、‘CG’ちゃいますから驚きます。別にセンスよく‘CG’使うのならOKなんですけれども、自らそこまでやるかでおもしろくてたまりません。またこのお二方で、‘香港’で作っていただきたいです。あとねぇ‘NHK’様、「ターミネーター1,2」特別完全版と「尾道三部作」と「007」あたり早急に放送していただけないでしょうか。‘J,チェン’様ものなら何故、「プロジェクト・イーグル」と「フーアムアイ」は放送してくれないのでしょうか。それから‘スカートの中の秘密の生活’(田口ランディ)も、ある意味本音が書いてあって、おもしろかったです。最近、以前購入した‘THE BEST OF MIKE OLDFIELD’というCDばかり聴いています。今や運転中にしか音楽を聴かなくなってしまいましたが、まぁそれで心地よく時間を有効に使えるわけですが、新譜をいろいろ聴こうという気力は無くなってしまいました。再放送中(傑作選?)の‘おじゃる丸’ほんとにいいです。よいですこのアニメ。それから私は最近とみにシンプル指向でして、ビデオも整理しましたし、必要最低限の中で暮らしたいです。
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2003/06/18
-小松左京/原恵一/金子修介- |
昨年の今頃は、「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」「爆発!温泉わくわく大決戦」あたりを立て続けに初見し、知らないという事は恐ろしい…この監督さん凄い…と遅ればせながら酔いしれておりました。無駄金つぎ込んだバブリー映画を作るなら、こういう方にお金を出してなどという事を、夜中に一人でパソコンと向かい合っておりますと、ついつい書いてしまうのでありました。さて、購入した中古車が納車となりまして、帰りは車中で‘にやにや’しておりましたが、‘高速道’でしたから、誰も見てはいないでしょう。‘カーステ’等もそのまま以前のものを移し替え、前の車に‘ありがとう’と心で伝えました。その位の貯金はあるけど無利子の借金で購入したわけですが、借金は借金なのか疲労が蓄積しておりましたのか、翌朝首を寝違え回りませんでしたが直りました。‘カシオペア様・ヴィンテージ2002’を再見し、こういうバンドを地上波で演奏させないメディアの義務とプライドを、常日頃から疑っております。合間を見て‘小松左京’様、‘筒井康隆’様の蔵書を再読しているのですが、‘小松’様には‘女シリーズ’という作品がありまして、‘SF’としか頭に浮かばない巷の方には是非読んでいただきたい短編集です。それから‘金子修介’様の怪獣映画を再レンタルしましたが、この「GMKゴジラ」を観るのは5回目位ですが、ラストの方が気に入らないのですが、他の方の都合に添わねばならない場合もございましょうし、私が好むと好まざるとに関わらず、‘それでも地球は回っている’のでしょう、‘ガリレオ’のこのセリフは大好きです。関係ありませんけれども昔の‘魔女裁判’というのは‘群集心理’的に‘◇◇’が暴走したという事で、歯止めが効かないですからね…無知という事は恐ろしいです、勉強します。昔好きだった怪獣ものも今観るとやはり…という悲しさの中(‘ウルトラセブン’以外)、この‘平成ガメラ三部作’!!!。大人になってからこんなにおもしろい怪獣ものを観れるなんて幸せです‘金子修介’様。こういう作品を観ていても、話題だけの昨今の一部の映画に対して、‘どこがどうおもしろいの?’なんてそんな大人げない事は言いません。
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2003/06/21
「APOCALYPSE NOW REDUX」 |
‘WOWOW’が‘007’シリーズを一挙放映するらしくとても嬉しいのですが、全部ではない?最近のはやらないという残酷さが素敵ですが、まぁ「007・私を愛したスパイ」あたりを‘スクリーンサイズ’で観れるのはとにかく嬉しいですし、5〜6作品絶対観させていただきます。‘NHK様・地球!不思議大自然〜海底のロストワールド、赤い海’〜ひたすら美しい自然と同時に海中は怪獣の宝庫でしょうか。怪獣よりも怪獣でした。それから‘WOWOW’放送の「地獄の黙示録・特別完全版」を観ました。何度観ても凄い映画で全編常軌を逸しておりまして、全編アートです。‘ヘリコプター’と‘ローター音’がどうしてああも魅力的なのでしょうか、危ないです。‘ワルキューレの騎行’…いけません。オリジナルは20年位前の作品で、当然戦争賛美ではないお話ですから、一度くらい御覧になってみてはいかがでしょうか。今年の劇場版「クレヨンしんちゃん」でも、この映画が引用されておりました。「阿弥陀堂だより」も観ました。監督さんが‘黒澤様組’出身で、前作の「雨あがる」もよかったです。これは最初は二時間つき合うのはつらいかなという出だしでしたが、いつの間にか見入っていました。おばあちゃん役の方達がいいですし‘樋口可南子’さんもよかったですし、‘寺尾聡’氏の刀の扱いなんか前作で稽古されておりますから、そこらのドラマとは全然違ってよいです。音楽‘加古隆’様。先日車で出かけましたが、左手がギアレバーを求めて空しく中をさまよう事もなくなりまして、今度はそこにはないっちゅうの…‘travel’のページに書きました。‘NHK様・ものしり一夜づけ’を見ましたが、日本の古武道を今のスポーツに取り入れている方々のお話で、私こういうの好きなんです。‘王’選手が真剣で、糸でつった紙を切るという練習をされていたのなんか有名です。‘TV東京’様「男はつらいよ・寅次郎真実一路」を当然観ました、‘あのひといい人だったのね’という傑作ですが、どうしても合間のCMは浮いちゃっておりますし、世間ではいい人は早死にすると言われておりますので、私はいい人を目指すつもりはありませんので、CMは飛ばしながら観ました。‘NHK様・その時歴史が動いた〜壇ノ浦の合戦’〜‘義経’ファンというわけではありませんが、‘八艘飛び’や‘三種の神器’の行方、その後の‘義経’等、興味有る事柄がぼかされておりましたが、それはまぁそうでしょう。わたくしとしましては、もう一度‘箱根神社’に行って‘伝・静御前(義経の愛妾)愛用の笛’を見たいです。あの笛は何かこう凄かったですし、番組には出てこなかった‘平家蟹’。
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2003/06/28
「クレヨンしんちゃん・爆発!温泉わくわく大決戦」 |
昨年の今頃は上記をやっと再見できました様、で、続けて三回は観ないと気が済まないという、はまるという事はそういう事で、すぐにでも温泉に行きたくなります道徳的で素晴らしい作品です。‘ババンババンバンバン♪’が頭から離れなかったようで、「オトナ帝国〜」とこの作品と、超エンタメ‘平成ガメラ三部作’は、映画好きなら一度位観てはいかがかと書いておりました。ようするに原作も含めまして‘クレヨンしんちゃん’とは、愛情と道徳に満ちているのでありました。さて、‘魚籃観音記’短編集(‘筒井康隆’様)を読了いたしまして‘谷間の豪族’や‘ジャズ犬たち’が印象的でしたが、このポルノ系エロギャグな表題作に悩殺されました。この方は‘時をかける少女’の原作者でもありますし、滅茶苦茶に縦横無尽な作家さんですので通常未読な方にはわからない世界なのですが、例えば‘泉鏡花文学賞’‘谷崎潤一郎文学賞’‘川端康成文学賞’‘日本SF大賞’‘紫綬褒章’などを受賞された方でもあります。そういう方が書いた‘脳震とう系エロギャグポルノ小説’で、私は興奮及び驚嘆いたしました。‘火垂るの墓’の著者とあえて書きます‘野坂昭如’氏の解説が、またぶっ飛んでおります。今年も先日「〜温泉わくわく」を観ましたが、これは‘怪獣映画’ファンが仰天し、‘アクション映画’ファンがしびれる作品なんですよ。くだらなさと茶化し方も最高で、女性隊員の浴衣(ゆかた)姿が日本のフェロモンです。「G3」も再見しました。私にとりまして‘G’とはもちろん‘ガメラ’の事で‘ゴジラ’のわけがありませんが、これはジュブナイルかファンタジーか、超弩級に凄くて‘京都’が燃える‘京都’が壊れる何をするのよ‘金子’様、私の‘京都’…。監督と脚本の‘金子&伊藤’様コンビは昔、テレビの‘うる星やつら’も作っておられまして、とてもたまりません。最近の‘おじゃる丸’、‘おかめワカメに泣く、おじゃる変装する、一二三ちゃん再び’とか、私はちょっと凄いと思います。
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